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助からない‽ [妄想釣人]

 7月9日に、梅雨明けして、猛暑の毎日が始まりました。エアコンが無い為、午後は、風越池に避難の釣り三昧です。

 風越池のヘラブナは、表層に浮いていて、半与太の状態です。釣り方や、餌を、巧く合わせられないと、釣りになりません。

 風や、流れ、場所の特性、毎日、釣り方や、餌が変わっています。ヘラブナと、浮子を通して、会話ができるような、上級者向けの状態です。

 錘合わせの、ヘラ浮子セットは、こういう場面で、大活躍、私は大歓迎です。

 釣果は、昼頃からの4時間くらいで、10枚から20枚くらい、正解に、早くたどり着けたとき、数が伸びています。

 今年は、前年に、台風が倒した、大木が、大きなオダとなり、鵜の食害から、当歳魚を、守ってくれたので、梅雨明けと同時に、2歳魚が、顔を出してくれています。

     

     P7140007.jpg

     

 しかし、数が足りません。釣れる数が、少なすぎます。

     

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SPFと、コンパネの田船 [妄想釣人]

 オダを、設置するには、船が必要になります。

 ゴムボートは、転覆や、バーストの危険が高く、作業には使えません。

 荷物を載せた時の、安定を考えると、木造の船、田船が必要です。

 そこで、1/10スケールで、田船の模型を作ってみました。

 材料は、38mm×89mm×1820mmの、SPF材と、JASコンパネを使う設定です。

 SPF材が、20本くらい、コンパネは4枚、他に、コースレッドや塗料などが必要になります。

      

     PB010073.jpg

    

 模型の材料は、バルサと、ボール紙です。

 この模型を参考にすれば、サイズを変えたり、設計を変更したり、間違い少なくなります。

     

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オダの妄想 [妄想釣人]

 鵜の、食害問題で、風越池は、最悪の条件が、揃っています。しかし、多くの釣り人は、この問題に、楽観的です。根拠なく、放流すれば、魚が増えると思っているようです。

 残念ながら、鵜の増えた今日、池を取り巻く状況は、一変しています。行き当たりバッタリの放流は、池の魚を、大きく減らします。

 魚を増やしたいのなら、オダを設置して、池の環境を、変えることを、何より、優先しなくては、なりません。

    

 何処に、何を

    

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 ピンクの部分、釣りのスペースに、障害物は、作ることが出来ません。隣接地に、安全な施設(オダ)を設置することが必要です。

     

 風越池の南西端、ここには、葭原が有りました。代替施設を作るのが良いでしょう。

   

 残りの部分、何もしなければ、鵜の狩り場になってしまいます。邪魔をしなくては、いけません。

    

 具体化

 食害対策のオダは、ほとんど、前例がないようでした。そこで、発想を、具体化するために、模型を作り、試行錯誤をします。簡単に検証して、有効な物にするのです。

    

     PA310071.jpg

     

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川鵜の話 [妄想釣人]

 歴史

 川鵜は、1970年頃、絶滅の危機で、3千羽程度まで減少していました。水質汚染で、魚が減り、少ない魚も、汚濁が酷く、巧く獲れません。公害が、原因でした。

 

 1990年頃から、川鵜は、数を増やし始め、現在は、15万羽以上になっています。水質の改善で、魚が増えた上に、護岸工事や、葭原の埋め立てで、魚の逃げ場が減ったことが、増加を後押ししました。

  

 増えるとともに、食害が問題になり、2007年狩猟対象になりました。

 

 スペック

 平均的なサイズは、体長85cm、翼間長145cm、体重1.8kgです。

     

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 寿命は10年~15年、自然状態最長寿23.5年です。

 飛行速度は、60km/h、最大移動距離90km、餌場移動50km以内です。

     

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 最大潜航深度は、37m、平均潜航時間40秒くらい、最長潜航時間72秒です。

 泳ぐ速度は、通常2.5m/s、最大速度4.5~4.8m/sです。

     

     PA180020.jpg

    

 

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八寸のヘラブナ [妄想釣人]

 8寸のヘラブナは、4歳(満2~3歳)くらい、成長期の真っただ中です。翌年には、9寸~尺近くになっています。8寸のヘラブナが、毎年、顔を見せるということは、ヘラブナが、順調に育っていることを意味します。

 ヘラブナの育たない池は、毎年、釣れるサイズが、少しずつ、大きくなっていきます。その代り、釣れる数が、少しずつ、減っていきます。

     PC190009.jpg

 この池は、維摩池です。春には、大助を狙う釣り人で賑わいます。しかし、ハタキのシーズンが終わると、閑散としています。この池、産卵行動は、活発ですが、8寸のヘラブナは、あまり見かけません。順調に育つことができない、「何か」が有るようです。

 名古屋市の北東部には、数多くの池があります。釣りのできる池のほとんどは、維摩池と同じタイプです。ヘラブナが、順調に育つ池は、貴重なのです。

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床のヘラブナ釣り [妄想釣人]

 寒さが厳しくなる、12月後半から、ハタキ時分までが、床釣りの面白い季節です。
     
      
 
 床の釣りでは、水底の状態が問題で、砂地や泥など、滑らかで平らな場所が理想です。大きな砂利が、浮いている所や、ゴミのたまり場は、難しくなります。ヘラブナの寄り場と、床の状態は、セットで覚えることが必要です。

 シーズン当初は、ヘラブナの動きも活発で、上ズリに神経を使います。厳寒期になると、餌の打ち過ぎが、坊主を招くこともあり、釣り方の選択が、問題になります。

 ヘラ浮子の選択は、様々な状況で、鍵になります。

     P1110005.jpg

 今年の風越池では、12尺と14尺が活躍しています。12尺では0,6g、14尺では0,78gを使っています。

 錘合わせ
 錘合わせは、鈎無しで行います。鈎の重量、餌の重量を、個別に把握するだけで無く、別の意味を持っています。

 そのため、ヘラ浮子のTopは、宙釣りが、可能な程度の太さを選びます。重い餌には、太いTop、軽い餌には、細いTopを、選択しています。

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暇人工房のセット釣り [妄想釣人]

筏川
 遥か昔の12月、穏やかに晴れ、放射冷却の影響で、凍りつく寒さであった。早朝から車を走らせ、筏川の準寄せ場に向かった。一番乗りで、他の釣り人はいない。時間を掛けて見回り、橋の近くに、釣り場を決めた頃、多くの釣り人もやってきた。
     

私は、18尺の両グルテンで、カッツケ釣り、回りの嘲笑が聞こえる中、釣り始めた。10分ほどで、初アタリ、30分もしない間に、入れ食い状態になる。
     

恨み言が聞こえる中、昼前に納竿した。
     
 このような経験は、1度や2度ではありません。
   
 12月は、浅棚が面白い。
    

棚読み

名古屋の厳寒期、池の水温が、一番低くなるのは、2月頃です。そうしてみると、1月と3月、12月と4月は、同じくらいの水温になりそうです。
    

池に、酸素を供給するのは、雨や雪、そして、植物プランクトンの光合成です。夏に、大量発生したプランクトンは、水の濁りとして残っています。
     

12月は、冬至に近く、太陽の高度は、一番低くなります。光合成に必要な光は、水底近くまでは及びません。
     

私の棚読みは、天気の流れと、水の透明度を、判断材料にしています。大雨が降り、風が吹くと、水底まで酸素がいきわたり、床釣りが面白い。
     

穏やかな日が続くと、下層に冷水が集まり、酸素濃度も低くなる。正宙より上の、セット釣りが本命になります。
     

風越池のセット釣り

私が釣りをするのは、午後の3時間です。魚影が薄くなったので、寄せるのに、30分程度、掛かります。効率よく、釣れる釣り方を、見つけないと、ボウズもあります。

仕掛け
     

12尺の竿に、0.5gの錘で、ヘラ浮子は、4種類を使っています。
     
     PC070010.jpg
     
 バランスのパターンは、右端がF型、残りはMF型です。立ち上がり深度が、深くなるように調整しています。明確な使い分けは無く、「換えてみる」といった感じです。
    

上鈎は5号、鈎素長6cmくらい、下鈎は3号、鈎素長は、ヘラ鮒に聞いています。

      

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風越池の異変 [妄想釣人]

経緯

5~6年前から、成魚放流が始まる。初めの年は、鵜の飛来数が増え、冬場の釣果が減っただけで済んでいた。
    
 成魚放流を繰り返すに従い、ヘラ鮒は釣れなくなっていく。そして、3年くらい前からイカリムシ症が顕著になる。
     

去年から、一部の愚か者たちが、薬剤を散布し始めた。トリクロルホンとアクリノールが主剤と想像されるが、詳細は不明。
     
 耐性を持つイカリムシに、効果は無く、スジエビなどが被害者となる。エビは絶滅、ヨシノボリも、顕著に数を減らしている。
     
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 彼らの多くは、死んでしまった。
     
 批判的な、賢者の言葉は、愚か者に届かない。
     
 生態系を理解しない、馬鹿な釣具店が、薬品の調達を担い、散布を促していると聞く。今年も、水温が上がり、イカリムシ症が顕著になると、夜間に薬剤を散布している者が居るらしい。
     

6月末ごろから、大きな異変が現れ始めた。大量に発生するはずの植物プランクトンが減り、水が澄み始めた。
     

去年は、階段が見えない状態であった。水が入れ替わった訳でもないのに、6月ごろから、階段がハッキリ見えるようになった。

     
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去年は、大量の植物プランクトンで、このように濁っていた。
     

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傘の張替えと [妄想釣人]

 傘の張替え

 ヘラ鮒釣りで使う傘は、3~4年で生地が脆くなり、破れてくる。だが、骨組みは、しっかりしていて、まだ何年も持ちそうである。そこで、張替えに挑戦してみました。
     
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 布は、4m四方くらいで980円、養生シートに使うもので、薄い帆布の様な生地です。
    

 傘に新聞紙を当てて、形を採り、ダンボールで型紙を作りました。
     
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 型紙は、二等辺三角形の斜辺を、膨らませた形です。
     
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場所読みの妄想 [妄想釣人]

春の場所読み

 ヘラ鮒釣りには、1場所、2餌、3仕掛けという言葉がある。場所を読む技術は、重要なのだが、釣り人は、しばしば、的外れなポイントに竿を出している。
     

ヘラ鮒の釣れる場所は、季節や地形、風など、様々な要素で変化する。自然条件をどの様に評価するかで、その日の釣果が変わる。
     

春は、大型のヘラ鮒が顔を出す。場所読みが当たれば、思わぬ程、嬉しい釣果もある。

 梅の開花から、桜の開花頃

 厳寒期が終わり、巣離れから、乗っ込み、最初のハタキがある時期である。この時期は、産卵行動を念頭に入れ、「水温の高い場所」を考え、場所選びをする。
     

春の見返り池

見返り池は、大型のヘラ鮒を狙う釣り場である。だが、期待が出来るのは、巣離れからハタキの終了する6月頃までである。場所読みが的確ならば、釣れる確率はグンと良くなる。
     

 見返り池の地形

場所読みは、地形を理解することから始まる。川を堰き止めて作られた池は、地形が複雑である。
     
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 黄色が1m、オレンジが1.5m、ピンクが2m、紫が3mのラインで、紫の斜線部分が最深部である。北側が浅場、南側が深場である。
   

1~6番と16番が深場で、7番、9番と13~15番は境界、8番と10~12番が浅場である。
    

ハタキで、8番と11番の水路に入るのは、3月下旬から4月半ばまでで、それ以降は北側の浅場一帯と、12番から14番の岸際で、夜間にハタキに入る。また、4番の水門付近のゴミにも、一部のヘラ鮒がハタキに来る。
     

過去には、水量の影響で、7月初めまで遅れたときは、16番一帯がハタキ場所になったこともある。水温の上昇に従い、ヘラ鮒の産卵適地は変わっていく。

     

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