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助からない‽ [妄想釣人]

 7月9日に、梅雨明けして、猛暑の毎日が始まりました。エアコンが無い為、午後は、風越池に避難の釣り三昧です。

 風越池のヘラブナは、表層に浮いていて、半与太の状態です。釣り方や、餌を、巧く合わせられないと、釣りになりません。

 風や、流れ、場所の特性、毎日、釣り方や、餌が変わっています。ヘラブナと、浮子を通して、会話ができるような、上級者向けの状態です。

 錘合わせの、ヘラ浮子セットは、こういう場面で、大活躍、私は大歓迎です。

 釣果は、昼頃からの4時間くらいで、10枚から20枚くらい、正解に、早くたどり着けたとき、数が伸びています。

 今年は、前年に、台風が倒した、大木が、大きなオダとなり、鵜の食害から、当歳魚を、守ってくれたので、梅雨明けと同時に、2歳魚が、顔を出してくれています。

     

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 しかし、数が足りません。釣れる数が、少なすぎます。

     
 観察

 梅雨明けの、風越池を観察します。いる筈の、スジエビがいません。モロコ、クチボソなどの、ジャミが、極めて、少なくなっています。予想以上に早く、ヘラブナの傷が、少なくなっています。


 導き出せる結論は、イカリムシの薬、毒物が、撒かれたようです。今回は、前回の薬物で、被害が少なかった、ジャミにも、大きな被害が出ています。強い毒性を持っているようです。


 主材は、トリクロルホンではない様で、特徴的なアオコが、大量発生していません。アオコに因る、毒物の分解は、進んでいない様で、強い毒性は、残留しているかも知れません。

 

 釣れたヘラブナ

 池の西側で、2歳魚が5~6枚釣れていましたが、徐々に少なくなり、15日過ぎからは、姿を消しています。

 池の西側では、親ヘラでも、異常に痩せた個体が、目につきましたが、真ん中より東側では、余り連れていませんでした。しかし、下旬に入ると、何処でも、痩せた親ヘラが、姿を見せています。

     

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 腹を見ると、痩せ始めているのが判ります。

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 この個体は、激やせに近い状態です。

 ふらふらと、岸に近いところを泳ぐ、痩せこけたヘラブナを、見ることが有りました。

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 3~4日で、姿を見なくなります。アオサギに食されたのか?

     

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 今年の風越池、これまで見なかった、ヘラ玉が出来ています。20から100匹程度の、小さな玉です。少ない時で、2個、多い日は、8個見つけられました。

     

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 猛暑か、薬物による異常行動か、判断不能です。

     

 助からない    

 風越池は、適切なオダ場が、出来上がれば、今でも、毎年1トン位、増える池でした。しかし、親ヘラが減ってしまうと、そういう訳には、行きません。


 毎日の釣りで、痩せたヘラブナの割合が、増えています。被害は、現在進行中です。いったい、どれくらいの被害になるか、予想できません。


 風越池は、もう、助からないかも?

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