傘の張替えと [妄想釣人]
傘の張替え
ヘラ鮒釣りで使う傘は、3~4年で生地が脆くなり、破れてくる。だが、骨組みは、しっかりしていて、まだ何年も持ちそうである。そこで、張替えに挑戦してみました。
型紙のラインから1cmで、布をカットしました。布が外れないように待ち針を打ち、本返し縫いで合わせました。
裁縫は下手糞なので、お世辞にも、綺麗とはいえません。線からはみ出したり、へこんだり、悪戦苦闘でした。それでも何とか、8枚の布を縫い合わせました。
傘を広げ、骨と布を縫い合わせ、どうにか完成になりました。上の方で、布がだぶついていますが、使用上の問題は無いようです。
傘を畳んだときは、パンツのゴムを使います。
防水性は無いので、雨のときは困りますし、濡らすと乾くのに時間が掛かります。しかし、遮光性は高いようで、涼しく感じます。日傘としては、充分です。
ヘラ鮒の放流
今の時期になると、あちこちの釣り場で、お金をねだられます。ヘラ鮒の放流のためです。
私は、全て、断ります。ヘラ鮒の成魚放流は、池の生態系を狂わす、自然破壊以外の何者でもないと、思っているからです。
川鵜の存在
川鵜にとって、冬は厳しい季節のはずです。
川鵜は、個体数を減らすはずでした。
しかし、簡単に捕食できる養殖ヘラ鮒が、大量に放たれます。
食べごろの成魚です。
餌不足で死ぬはずであった、狩の下手な若鳥なども、ほとんどが生き延びることになります。
鵜の個体数が、爆発的に増えているのは、ヘラ鮒の放流事業と無関係とは言えません。
実際、近所の池では、放流数以上に食われる結果が発生しています。大きくない、一つの池で、300~500kgの餌を、川鵜に供給しているのです。
管理池は、娯楽施設であるため、成魚の放流をするに問題はありません。
野池には、生態系があり、ほかの生態系と繋がっています。
放流事業は、池の工事など、特別な場合を除き、やるべきではありません。
また、放流事業は、環境への負荷が少ない、稚魚放流が原則であると思います。
メーカーや団体の、身勝手なヘラ鮒の放流事業は、自然破壊と、鮎などに対する鵜の食害を生んでいます。
もう少し、生態系への影響を、丁寧に考えても、良いのではないでしょうか。
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