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オダの妄想 [妄想釣人]

 鵜の、食害問題で、風越池は、最悪の条件が、揃っています。しかし、多くの釣り人は、この問題に、楽観的です。根拠なく、放流すれば、魚が増えると思っているようです。

 残念ながら、鵜の増えた今日、池を取り巻く状況は、一変しています。行き当たりバッタリの放流は、池の魚を、大きく減らします。

 魚を増やしたいのなら、オダを設置して、池の環境を、変えることを、何より、優先しなくては、なりません。

    

 何処に、何を

    

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 ピンクの部分、釣りのスペースに、障害物は、作ることが出来ません。隣接地に、安全な施設(オダ)を設置することが必要です。

     

 風越池の南西端、ここには、葭原が有りました。代替施設を作るのが良いでしょう。

   

 残りの部分、何もしなければ、鵜の狩り場になってしまいます。邪魔をしなくては、いけません。

    

 具体化

 食害対策のオダは、ほとんど、前例がないようでした。そこで、発想を、具体化するために、模型を作り、試行錯誤をします。簡単に検証して、有効な物にするのです。

    

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 安全空間

 空間を確保するためのパーツ、スペイサーを作り、これを組み合わせ、鵜シェルターを作ります。

 参考は、テトラポットでした。4面体の形を考えましたが、間が、詰まり過ぎになります。そこで、1本を長くして、角を出したました。この形状が、巧くいきました。

     

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 3つのサイズ、1m×2m、1.5m×3m、2m×4mです。これに、1mの4面体状を、組み合わせます。    

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 円形は、魚が、避けてしまいます。突起を多くした星形は、大きくなり過ぎです。

     

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 魚は、上手に向かい、回遊していくので、下手に開く形状が、良い様です。これで、オダに慣れれば、鵜を避けて、入ってくれそうです。


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 誘導路を付けて、効果を上げる事を考えました。参考にしたのは、定置網の一種、エリ網です。養殖魚も、この形状なら、無理やり、入れられます。

     

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 エリオダの発展型として、渦巻きの形を作りました。これだと、頻繁に入り、オダに早く慣れてくれそうです。

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 岸際のオダも、考えました。

     

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 一部分を、網でカバーして、狭くても、直ぐに、出て行かない様に考えました。

     

 疑似葭原

 ススキを、束ねて、縄で縛り、錘を取り付けます。これを数多く作り、広い範囲に撒きます。枝や、小さいスペーサーを組み合わせても、良いと思います。

 広くすることが、魚の、安全に結びつきます。

     

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 邪魔物

 鵜は、魚の、後ろ、下から、襲います。水底から、30~50cmに、縄を張ったり、木枝を入れたりして、追跡や、捕食の邪魔を、考えました。

     

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 次は、ホームセンターへ行って、安い材料を探します。

 実物の、各パーツの、サンプルを作って、実験です。

 そして、設置に必要な、船を考えます。

        

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