網代編み 基本2 [籐、編み付けの世界]
編み終わりは、セットしている籐の下に入れます。ゴムを竿先の方へ掛けて捻っていき、瞬間接着剤で籐を止めながら仕上げていきます。これは、編み機を使って編んだ時の常用の手法です。
巻き終えたら糸を巻いて編み込みの完成です。
塗りの手順
下塗りとして漆を塗ります。これは、籐を固める意味もあります。
乾いたところで目止めを施します。今回の握りは黒の漆と砥の子を混ぜて目止めをしまし た。
本透明、透、黒を混ぜた漆で重ね塗りをします。3~4回くらいでいいでしょう。
研ぎを入れ、同じ色で着色します。
最後はウレタン塗料で仕上げ塗りをします。
この編み方は、基本ですが、最も難度の高い編み方です。今回も完璧な編み目とは成りませんでした。編み始めの部分が特に乱れています。私も、もう少し修行が必要なようです。しかし、替え握り「籐 網代」の完成です。
しばらく、籐編みの世界にはまって下さい。この後、網代編みの基本的な変化を二種、数本束ねた平編みを一種、紹介しく予定です。
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