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藤編みの小箱 1 [木工]

 新年、明けましておめでとうございます。

 作業が、難航している為、随分遅くなりました。

 前回の小物入れ
 前回作った箱は、比較的、柔らかな材料を使い、薄板を、貼り合わせる手法を用いました。

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 手荒に使ってるため、随分くたびれました。この箱は、これからオーバーホールする予定です。

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 この手法では、縦横の精度が高ければ、十分でした。その為、道具は、簡単な作業台と、割り毛引き、姫カンナ、胴付き鋸などで、事足りました。

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 今回の、試作品がこれで、この後、竹の部分に、特殊な、藤編みをする予定です。
     

 今回の箱は、45度で貼り合わせる為、精密な加工が必要です。

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 また、穴開け作業も、藤編みに支障が出る為、高い精度が求められます。

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 基本的な加工は、縦引き、横引き、45度カット治具や、今回作った、豆カンナと専用台で、比較的、順調に進みました。

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 穴開け作業、単純に、ボール盤で、チャレンジしましたが、結果は、散々でした。破損部分が多く出るし、使い物になる精度では、ありませんでした。この後、色々、試しています。

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 組み付けでは、数多くの、竹の位置合わせを、短時間で済ませるのも、工夫が必要です。

 試作品は、3個目で、どうにか、ここまで、たどり着きました。

 数多くの、治具や工具を作り、色々試し、木工は、めどが立ちました。

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 本番では、黒檀と、パドックを準備しています。また、竹も、4mmから3mmに変えるつもりです。

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 この様な材料で、巧く作るには、もう少し、工程の見直しや、工具や治具の改良が必要です。

 また、藤編みは、手が付いていません。

 今回の、難物、詳細は、先になります。


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