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篆刻台 [焼印の作り方]

 石や金、木などに、落款などの、印を彫ることを、篆刻と言います。多くの場合、篆書体が用いられた為のようです。彫の作業には、印材を固定する為、篆刻台を用います。この台は、印を中心に、回転させることが出来ます。

 焼印も、篆刻の一種、更なるレベルアップの為、篆刻台を作ることにしました。プレスバイスを、回転台に取り付け、彫る為に都合のよい、治具を装着しています。

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 完成品がこれで、印を中心に回転させられます。木製の台は、正方形の基礎と、バイスを取り付ける台で出来ています。心棒には、スリットが入り、ハンダゴテに装着する、真鍮丸棒が入ります。

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 プレスバイスには、アルミ製の治具が、直接、ねじ止めしてあります。
    
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 篆刻台を使うと、定規が当て易くなり、基準線が正確になります。また、刃物の固定が、どの角度でも容易になり、正確な彫りが、出来る様になります。

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 今回、印材も、見直しまし、15mm真鍮丸棒を、8mm程度に切り、使う事にしました。標準的な、5mm×10mm前後の枠が、少し削るだけで作れます。

 印材が大きいと、熱容量が大きくなります。温度が、上がり難く、冷めにくい。適温が長く続きます。しかし、調整に時間が掛かります。

 小さい場合は、逆で、適温調整は速くなりますが、2~3個打つと、冷めてしまいます。

 今回のサイズは、適温調整が、比較的速くできて、3~5回くらい打てると思います。

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 角材を使った場合、真鍮丸棒を、取り付けていないと、失敗しても、別の面に、彫り直しが出来ます。しかし、今回は、心棒が取り付けてあります。失敗は、許されません。

 篆刻台が、彫の作業を助け、失敗は、少なくなると思っています。


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